HS条約加盟国がWCO(世界税関機構)で協議した結果、2007年1月、5年ぶりに関税率品目分類(=HS番号)の変更が決定されました。|世界税関機構WCO協議でhs番号変更 貿易実務

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公開日:2011.06.23  / 最終更新日:2016.06.24

関税率品目分類の変更 

HS条約加盟国がWCO(世界税関機構)で協議した結果、2007年1月、5年ぶりに関税率品目分類(=HS番号)の変更が決定され、 4月以降の輸出入申告に適用となっています。

国際取引されている商品は、技術革新により新商品が登場するなど年々変化しています。そのため、世界規模で定期的に関税率品目分類の見直しが行われています。
・技術革新によりコピー、スキャン、ファックス等多機能器機が登場してきたことへの対応として、品目分類の新設・変更
・水銀、アスベスト等の有害化学物質の国際的な移動を監視するロッテルダム条約対象商品をモニターできるように、品目分類の新設
・くろまぐろなど環境保護対象商品をモニターできるように、品目分類の細分化
・貿易額が少額になった品目分類の統廃合
などが主な改正点となります。

品目分類変更により、輸入関税率が一部変更となっておりますので、事前にご確認することをお勧めいたします。

2007/4/3

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