アデン湾海域では、一定の効果をあげていますが、最近は、ソマリア沖へ被害が移っており、経団連が、政府にソマリア沖を航行する貨物船への海賊対策を要請したと報じられています。|海賊対策はアデン湾からソマリア沖へ 貿易実務

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公開日:2011.11.07  / 最終更新日:2016.06.28

海賊対策 

中近東海域を航行する貨物船への海賊行為が依然として続いています。
日本国は、自衛隊が、護衛艦2隻、P3C哨戒機2機を派遣して、日本船舶の警護をしています。

アデン湾海域では、一定の効果をあげていますが、最近は、ソマリア沖へ被害が移っており、経団連が、政府にソマリア沖を航行する貨物船への海賊対策を要請したと報じられています。
民間船舶に武装した自衛官を乗船させることも視野に入れて、対応策強化の検討が行われているようです。

ワンポイント:
海賊被害件数、年間220件もアデン湾から、ソマリア沖へと移動している実態がお分かりかと思います。
平成21年 - 217件 (アデン湾 131件、ソマリア沖  86件)
平成22年 - 219件 (アデン湾  75件、ソマリア沖 144件)
平成23年(10/2現在) - 203件 (アデン湾 64件、ソマリア沖 139件)
*国際海事局資料

日本船籍のタンカーが海賊に襲撃された時に、米軍に拘束された未遂犯(ソマリア人海賊)が身柄を日本に移され、今月、初の裁判が行われると報じられています。有罪か無罪の審理をする前に、国家間の裁判管轄など法的問題の審理が必要なようです。

この海域は、中東からの原油輸送だけでなく、欧州との物流ルートとしても重要な海域です。

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