キャプテン・フィリップスはソマリア沖で武装した海賊が米国のコンテナ船「マースク・アラバマ号」を占拠。米大統領命令で海軍の軍艦、特殊部隊を出動させて無事救出した映画です。貿易実務の情報サイトらくらく貿易。|現代の海賊とキャプテン・フィリップス

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公開日:2014.01.14  / 最終更新日:2016.06.24

商船を襲撃する現代の海賊 - キャプテン・フィリップ

海賊事件を描いたドキュメント映画『キャプテン・フィリップス』が上映されています。

ソマリア沖で武装した海賊が米国のコンテナ船「マースク・アラバマ号」を占拠、船長を人質に。
米大統領命令で海軍の軍艦、特殊部隊を出動させて無事救出。
2009年に実際に起こったシージャック事件だけに迫力満点です。

この海域はアデン湾・スエズ運河に近く年間2万隻以上の商船が通航する海上輸送の要衝です。
日本にとっても原油輸送だけでなく欧州との物流ルートとして重要な海域です。

運航スピードをアップするなどの対策もとっていますが、その後も商船三井が運航するタンカーが襲撃されるなど海賊行為が頻発しています。

米国、ロシア、インドからは軍艦を配備してパトロールと護衛を強化しています。
日本からも海上自衛艦とP3C機が派遣されています。
さらに「武装警備特別法」も施行され一層の海賊対策が行われています。

欧州との物流ルートが安全な航海となることを願うばかりです。

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海賊対策 2012/03/12

2014/01/14

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