日本人が住むケニアについて、ごく一般的な外国人の目で見たケニアの生活環境をお届けしたいと思います。|ケニア便り:外国人が見たケニアの暮らし

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Mama Africa! Kenya便り:外国人が見たケニアの暮らし

こんにちは。

皆様いかがお過ごしでしょうか。
日本は酷暑の夏から随分涼しくなったと聞いております。

さて、今回のお便りは私達日本人が住むケニアについて、
ごく一般的な外国人の目で見たケニアの生活環境を
お届けしたいと思います。

ケニアで住み始めた頃を思い出し、特に印象的だった
気候
ライフライン
通信
物流
物価
に分けてお伝えしたいと思います。

まずケニア来て驚いたことは何と言っても気候の良さです。
ケニア(ケニア共和国)は東アフリカに位置し、アフリカ大陸のほぼ真ん中
にある赤道直下です。赤道直下と聞くと過酷な暑さを想像してしまいますが、
実は一年中とても過ごしやすい気候です。

国土の大部分は標高1,100m〜1,800mの高地なので、年間平均気温は
19度と日本の春か秋のような気温です。
そのため、ほとんどの家庭に冷暖房器具はありません。
また、年中乾燥していて洗濯物で悩むこともありません。

ただ、寒暖差はあり、赤道直下で季節はありませんが、
ナイロビはやや南半球側なのため、6月〜8月にかけて寒く感じます。

日本へ本帰国される方が1番恋しがるのは、日本の酷暑や酷寒とは
全く無縁なこのケニアの気候かもしれません。

そして、ケニアで生活を始めて悩まされるのが、
不十分なライフラインと物流です。

まず電気は頻繁に停電し、直ぐに復旧する時もあれば一日中復旧しない
こともあります。

その為、各アパートや家庭でジェネレーター(自家用発電機)を備えて
生活をしています。

また水道水もしばしば断水になるうえ、しっかりと濾過処理が
されていないため、飲料水は別で備えています。

ガスは電気・水道よりも安定していますが、ガスが通っていない
庭も多く、その場合は各家庭でガスボンベを常備しています。

そしてこの停電と断水が発生しても修理スタッフは時間通りには来ない、
または来ないのがケニアです。
対策として、直接オフィスに向かう、または頻繁に催促を取ることが必要です。

物流ですが、ケニアには日本のような住所が存在しません。
区画整備が整っていないため、近くの道路、物件名または付近に
ある建物の名前を住所代わりにしています。

そのため、郵便物はまず届かないと考えたほうが無難です。
会社等への荷物も、もし建物全てが持ち物であれば別ですが、
建物に届いても会社には届かず、そのまま荷物が行方不明に
なることもあり、日系企業の多くはホテルにオフィスを構えています。

そうすることで、荷物もちゃんと部屋番号(オフィス)まで届き、
また安全性も確保出来ます。

一方、ケニアで設備が整っているのが通信です。
ケニアの携帯電話はとても便利で、送金やネットショッピングの
支払いなども出来る、ケニア人の生活必需品アイテムです。

直近データの2013年によれば普及率は74%(1人複数台含む)、
加入者数は3,183万人と言われ、その加入者の90%がプリペイド式で
定額制よりも主流です。

3Gサービスも2008年より開始され、近年ではいわゆるガラケーから
スマートフォンへのシフトが進み、なんと販売されている携帯電話の
67%がスマートフォンで、毎月10万台以上が出荷されています。

ケニアで有名なマサイ民族や辺境地域に住む部族にもスマートフォンの
普及が広がっているようです。

ケニアのインターネットは、スマートフォンの影響を大きく受け、
同データによるとインターネットサービス加入者約133万6,000人のうち
99%がなんとモバイル・インターネット加入といわれ、
その加入率は今後増加傾向にあります。

ちなみに、ケニア人口4,435万人に比べれば、携帯電話・インターネット
をまだ所有出来ないケニア人が数多くいるのも現実で、
今後の普及が期待されています。

そして、ケニアの生活は決して楽なものではありません。

発展途上国なら物価は安く、日本円を持っていけば楽に生活が出来ると
思っていましたが、ケニアの物価は日本とほぼ同じです。
これはあくまでも外国人一般家庭として普通にスーパーマーケットで
食材を購入し、ブランドにこだわらず必要最低限のものを
揃えた場合の話です。

格差社会が大きいケニアでは、生活水準はそれぞれで大きく異なり、
外国人の一般生活水準は必要最低限であっても、ケニアでは
高所得者層に位置します。

これら全てはあくまでも一般外国人の生活環境です。
素晴らしい気候はケニアに住む全ての人に平等ですが、高層ビルの隣に
スラムが隣接し、普段の生活を通じてケニアの一般家庭(底・中所得者)
との必然的な格差社会を目の当たりにします。

次回のお便りはこのスラム部族についてお届けしたいと思います。
彼らの生活環境が向上すれば、ケニアの発展も加速され、
またビジネスチャンスをもたらすかもしれません。

※参考になるHPです。
総務省 世界情報通信事情
外務省 ケニア共和国
IT NEWS AFRICA

2015/9/12 E W Africa, Schema Corporation

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