PPネゴ扱い。貿易用語集。外為実務用語で「信用状付き輸出荷為替手形」の取立扱いの一種のこと。貿易実務の情報サイトらくらく貿易。 |ぴーぴーねご ピーピーネゴ PPネゴ扱い

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貿易用語集

公開日:2015.10.16  / 最終更新日:2021.03.22

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外為実務用語。
「信用状付き輸出荷為替手形」の取立扱いの一種のこと。

輸出者は信用状付き荷為替手形を、通常、金融機関へは買取扱いで持ち込む。

しかし、買取では金利が発生するため、あえて買取ではなく取立を依頼する場合もある。

これに対して金融機関は、対顧客へは取立扱いとし、対外的には買取扱いとして処理する。P.P.ネゴとはこのような実務慣行を指す。

信用状統一規則には明確な規定はないが、取り扱いは可能であると解釈されている。なお与信上の観点から取立扱いをする場合は、対外的にも「取立扱い」とするため、本項とは峻別される。ちなみにこのような取立扱いを「アプルーバル扱い」と称する。

ワンポイント:
過去、このような取扱いを、プリテンド扱いと称したが、プリテンド(~のふりをする)の語意が好ましくないとして、現在その使用は避けられている。

また一部金融機関では「資金受領後買取」と、呼んでいるが、これはP.P.ネゴ扱いと同じ意味である。

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