ケニアでの子育ては意外にも快適に出来るかもしれないと感じています。ケニアが子育てのしやすい環境である最大の理由はお手伝いさんがいることです。|快適なケニアでの子育て

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Mama Africa! Kenya便り: 快適なケニアでの子育て

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こんにちは。

今回はケニアが子育てについてご紹介します。安全な国とは決して言えないケニアで、「子育てが出来るか不安」との質問を頂戴することがありますが、個人的には日本よりも快適に出来るかもしれないと感じています。

なぜそう思えるのか、自分自身の経験も踏まえてご紹介します。

ケニアが子育てのしやすい環境である最大の理由は、お手伝いさんがいることです。

外国人である私達やケニア人の中流階級以上のほとんどの家庭ではお手伝いさんがいます。雇い主に子供ができれば、そのお手伝いさんはナニーとしても働いてもらえます。なかには別にナニーを雇用している家庭や、平日と週末でナニーを複数人雇いナニーが常駐している家庭もあります。

ナニー達のほとんどはその職務の教育を受けているわけではありません。しかし彼女達自身小さい頃から兄妹の子守をし、甥や姪の世話を手伝い、そして母親となり、孫を複数人持つおばあちゃんでもあります。自分の子供、兄弟の子供、子供の面倒を親戚も含め家族がお互い協力して面倒をみるのが当たり前な彼女達は、若いお手伝いさんでも非常に子育てが上手なのです。

近年、私達のような外国人の駐在者が増える中、お手伝いさんの需要とは別にナニーの専門的知識を持った人材の需要が高まっていると聞きます。

私の住んでいる地域も含め各所でナニー養成スクールができ始めました。スクールでは知育遊びや応急手当てなど、彼女達の普段の子育てにはない専門知識を学べるのが特徴的です。単に仕事の延長線上にあるナニーではなく、ナニーとしての役割や知識やマナーなどが習えるようです。特に雇い主側からの要望により仕事の合間や短期集中で通うお手伝いさんが多いようです。それはケニアでは当たり前の子育て方法や子供の扱い方が、文化的な違いから外国人である私達には受け入れられないものもあるためです。

「ナニーに何を求めるか」は各家庭によって違いますが、おおむね
・遊び相手
・食事
・子守
・寝かし付け
・オムツ替え
・お風呂/シャワー
などが主な仕事です。

我が子に関わる時間が長い程、雇い主である親は、ナニーの専門知識を求めるそうです。このようにケニアにいればナニーが当たり前になり、出掛け先や旅行先にまで彼女達を連れている外国人の光景を良く見かけます。

子育てに恵まれた環境だと思うのは外出先でも感じます。例えば子連れで並んでいれば優先的に通してもらうこともあり、子連れでレストランなどお店へ入ると、スタッフは気さくに子供に話しかけ遊び相手になってくれることもあります。

またレストラン内に子供が遊べる遊具を設備しているところや、お庭がある施設が多いのは助かります。老若男女問わず気兼ねなく子供に接してくれる環境があるのも子供に優しく、とても寛大であるケニア人の気質のおかげだと私は思います。

また赤ちゃんの泣き声や子供の騒ぎ声に対しても寛大で、赤ちゃんは泣くのが仕事で子供は遊ぶのが仕事だとよく言われます。外国人も多いケニアですが年中通して温暖な気候のせいか彼らも寛大なような気がします。

一方、ケニアで子育てをする中で苦労するのは、子供のアイテムが充実していないことです。日本では当たり前の便利グッツなど気の利いたものは見つからず、必要最低限のものしか手に入りません。加えてほとんどが輸入のため割高です。消費の多い紙オムツも、紙が貴重なケニアでは割高なアイテムの一つです。

また驚いたのは、子供を抱く抱っこ紐がケニアでなかなか見つからないことです。ケニアでは一枚の布で子供を抱く習慣がもともとあり馴染まないのかもしれません。

物質的欲求は満たされにくいとは言えますが、ケニアの子育ては想像以上に快適でお手伝いさんの力とケニアの人達の人柄によって助けられているといえます。

次回はコミュニティーについてお届けします。

2017/03/02 E W Africa, Schema Corporation

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