日本とは違うケニア生活での安全意識(前編)についてお届けします。ケニアは決して安全とは言い切れないのが現状です。日中でも外を出歩くことは出来ませんし、夜の外出にも制限があります。安全意識は各自が持つ必要があります。|ケニア生活での安全意識・前編

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Mama Africa! Kenya便り:ケニア生活での安全意識・前編

こんにちは。

ナイロビでは、今月末にバチカン市からローマ法王(Popeポープ)が
訪問するとあって、新聞でも大きくその警備体制や街の厳戒態勢に
ついて取り上げられています。

ケニアでは防犯設備や取り締まりの体制がしっかりしているとは
言い切れません。

そのため世界中からVIPが訪問する際は、その国のセキュリティーと
世界でトップレベルのセキュリティー組織と連携をして警備・護衛に
あたります。

先日の米オバマ大統領がケニア訪問の際は、
主要道路のほとんどが丸二日間閉鎖したため、
一部交通麻痺や帰宅できない人もいたそうです。

また、日常生活では危険地域に行かない限り、身の危険を感じるような
経験はありませんが、決して安全とは言い切れないのが現状です。
日中でも外を出歩くことは出来ませんし、夜の外出にも制限があります。

今回は日本とは違う、ケニア生活での安全意識(前編)について
お届けします。

日本を離れてみてよく思うのが、
日本より安全な国はないと実感することです。

私自身、ケニアに経つ際には、沢山の方々にケニアの安全面に
ついて懸念の声を頂きました。
実際に、地理的にみてもケニアはエチオピア・ウガンダ・南スーダン・
タンザニア・ソマリアに隣接しています。
ソマリアにはイスラム系過激派組織/アル・シャバブの活動拠点があり
同組織は日々ケニアへテロ攻撃を狙っています。

それ故に、ケニアは世界政治から見ても安全な国とは言えません。

事実、テロはケニアで度々勃発しており
直近では2013年に発生したナイロビ市内のショッピングモール
襲撃事件で68人が死亡し200人が負傷。

2015年にはナイロビ都市郊外ケニア東北地区のガリッサ大学が
襲撃され147人が死亡、79人が負傷しました。
いずれも日本でも報道されています。

またケニアでは、学生運動やケニアの選挙時にも注意が必要です。
特に選挙時には党派伐だけではなく民族・土地問題ともからむことから、
大きく暴動が起こる危険もあります。

2007-2008年に起きた政治危機とも言われるケニア危機では、
1,000人を超える死者を出し、建国以来最大の国内紛争にまで
発展しました。

これら過去に起こった事件から、
現在は警備体制も以前より大きく改善され、多くのビジネスオフィス、
スパーマーケットやショッピングモールでは警備員を増員しました。

車内のセキュリーチェックや、エントランスでは金属探知機による
ボディチェックと荷物検査が行われています。

それでも未だにテロ犯罪組織による爆発未遂事件や爆発物が
ショッピングモールで発見されるなど、度々事件は発生しています。

ケニアに住む在留邦人者達へは在ケニア日本国大使館からSMSが
発信されるため、事件を把握することが出来ます。

しかし、ナイロビでは頻繁に事件が起こっているせいか、
テロに関わる事件以外にも、複数の死者が出る大惨事にならない限り
新聞やニュース等には全く取り上げられていません。

いつ何度、何が起こるかわからないため、
安全面においては各自で注意し、行動する意識が求められています。

私たちが日常どのような安全対策を各自でおこなっているか、
ぜひ後編でお届けしたいと思います。

2015/11/27 E W Africa, Schema Corporation

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