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Mama Africa! Kenya便り:ケニア生活での安全意識・後編

前回はケニア生活での安全意識をテーマに、
過去に発生したテロ事件や紛争を踏まえてお伝えしました。

今回はその後編として、私たちが日常どのような安全対策を
おこなっているかについてお届けします。

実際に私たちが取っている対策を幾つかご紹介しますと
・例えば週末はあまり家族で外出をしない
・長時間の外出や同じ場所で長居をしない
・混雑時の外出は避ける
・西洋人が多く集まるところには出向かない
・建物に入ったら必ず非常口を確認する
ことなど。

これらはテロや事件に巻き込まれる確率を
最小限に防ぐためのものとして、
在ケニア日本国大使館より通達があった内容の一部抜粋です。

またそれ以外にも、当たり前のことではありますが、
荷物を置きっぱなしにしないことも大切で、
これは安全な国にいた日本人は特に忘れがちで
最近多くの被害が報告されています。

以前にもお話ししましたが、
・外には出歩かない
・金品を外で出さない
・車の窓は走行中でも開けない
のは銃を持った強盗やひったくり、
女性の場合なら強姦から身を守るためです。

市内の外を見渡せばとても活気に満ち溢れていますが、
外を歩いているのはケニア人ばかりで、
外国人の歩く姿はほとんど見かけません。

外国人の移動手段は彼らの脚ではなく車なのです。

そして、車の運転にも気をつけなければいけません。

ご自身で運転する人もいますが、
ケニアでは安全面を考慮して、外国人の多くはドライバーを
雇っているのが通常です。

ケニアの道路事情は日本とは比べものにならない程粗末で
危険だからと言うのが主な理由です。

信号機はナイロビ都市中心の数台しかありません。
ラウンドアバウト*が設けられているからなのですが、
特に混雑する都市ではランドアバウトも全く機能しません。

(*ランウドアバウトとは信号機のない環状交差点。
日本でも一部の都道府県で運用が始まっている)

一部の道路では警官の手旗信号で整理しているものの
ほとんどの道路では縦横に車が行き交っています。

歩行者用信号機も一部ナイロビ市内に設置されていますが、
歩行者からも運転手からも殆どが守られていないのが現状であり、
いつ人が道路に飛び込んでくるか分かりません。

しっかりと舗装されている道路はケニアでは少ないので、
車線ラインが消えて危険な割り込みをする車や、
一車線であっても歩道に乗り上げて割り込みをする車も
ごく日常で目の当たりにします。

交通事故は日常茶飯事で、一度事故が起これば大渋滞になり
30分の道のりが3時間にもなるのがケニアです。

交通事故を起こした場合、
ケニアでも車両保険は必須ですが、
お金がおりることは非常に稀で、
更に警察に通報すると金額も多額になると言われているので、
殆どの場合は当事者同士の話し合いで解決するそうです。

ケニアは右ハンドルなので、
日本人にとっては運転しやすいのですが、
その道は非常に険しいものです。

日本を離れると日本が本当に整備された
安全な国だと実感します。

ケニアに生活している以上、
一歩も外出しないわけにはいかないのですが、
安全な日本を誇りに思いつつ、
ひとたび日本を出れば外国で住むための
適度な警戒心を持って生活をしています。

次回は、ケニアの通貨についてお届けしたいと思います。

参考までに:
ケニアショッピングモール襲撃事件
ガリッサ大学襲撃事件
ケニア危機_(2007年-2008年)

2015/12/15 E W Africa, Schema Corporation

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