組戻しについての貿易用語解説。貿易実務の情報サイト 「らくらく貿易」。|組戻し 貿易用語集

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くみもどし クミモドシ 組戻し

外為実務用語。
送金手続き終了後に、送金自体を取消したい場合に行なう手続き。

通常は送金取組銀行より相手銀行に支払い停止(Stop Payment)依頼と同時に発信する。

発信後の相手銀行の対応は、相手銀行が送金受取人の口座に入金済みか否かによって異なる。口座入金前であれば先方は返却に応じるため、資金が戻ってきた時点で、そのまま資金を受け取るか、再送金に充当するかを決めればよい。相手口座へ入金済みの場合は、入金口座名義人の承諾が必要となり、銀行間のやり取りでは解決せず、受取人との交渉が必要となってくる。

ワンポイント:
組戻しそのものは出来るだけない方が良いのだが、もし発生した場合は、速やかに送金銀行に依頼するのが一番。

通常銀行は送金電文を一本ずつ発信するのではなく、夕刻その日受付分をまとめて発信する。(アジア、オセアニア向けには例外あり)組戻し時点ですぐ申し出れば、発信前に止められることも多い。

くらいれ・クライレ 倉入れ

Warehouse In
貨物を保管のために、倉庫に入庫すること。

くらだし・クラダシ 倉出し

Warehouse Out
貨物を保管倉庫から出庫すること。

くりーんびる・クリーンビル 

Clean Bill
外為実務用語。
船荷証券等の船積書類が添付されていない手形のこと。

船積書類の添付されたドキュメンタリービルに比べ、決済の確実性が落ちるため、通常銀行では買取はせず取立扱いとする。

ワンポイント:
クリーン・ビルは目にすることが少ないせいか、チェック(小切手)と混用されることが多い。

資金の支払い手段という意味では、両者は似たような性格をもつ。しかしながらチェックは支払い義務者が振り出すものであり、クリーン・ビルは支払い請求者が振り出す点が大きく異なる。

取引を進める際には十分に注意したい。

くりーんびーえる・クリーンビーエル クリーンBL

Clean BL
貨物梱包状況に異常がない無故障BLのこと。
銀行で買取をする場合には無故障BLであることが絶対条件となる。
リマーク付きの場合は買取ができないので要注意。
(BL 参照)

くれ-と・クレート

Crate
ケース梱包同様に、機械などの重量物を梱包する際に使用される梱包方法(木材、スチール製透かし梱包)。

C/Rと省略。

くれじっと・クレジット

外為用語。
外為口座への入金のこと。

本来は「信用」の意味だが外為では「貸記(かしき)」(口座への入金)で使われる場合が多い。

但しこの単語が使われていた場合、往々にして誤解してしまう事があるので、文中にあっては前後の文意、具体的な取引にあたってはその経緯から語意を判断する必要がある。

ワンポイント:
「クレジット」を「信用状」の意味で使用していた事例があった。

英語の「Credit」であれば、「Letter of Credit」すなわち「信用状」の意味で用いる場合もあるが、カタカナの「クレジット」を、「信用状」の意味で用いることはほとんどない。

もし会話等で不安になるようであれば、言い換えをするなどが必要だろう。

くろすどっきんぐ・クロスドッキング

Cross Docking
物流用語。入荷貨物を在庫保管することなく、入荷貨物を配達先単位ごとに貨物仕分け・コンバインを行う物流方法。

くろすれーと・クロスレート 

Cross rate
外為実務用語。
外為為替相場の一種。

通常は日本円を介さない、二国間の為替相場を算出するのに用いられる。例えば米ドルとユーロ、あるいはオーストラリアドルとスイスフランのように、双方の通貨が日本円以外の場合。

米ドルと第三国通貨との為替相場を指す場合が多いが、(これを米ドルクロスと呼ぶ)ユーロなど他の基準通貨や、非基準通貨同士の相場も算出可能となる。

ワンポイント:
クロスレートで算出された為替相場には、銀行手数料が含まれていないため、銀行は算出相場に手数料相当分を加減して、対顧客相場を適用する。この場合手数料部分を大きくすると、算出レートが大きくゆがむため、銀行としては多くの収益を得にくいのが実態。

銀行から提示されたクロスレートが妥当か否かは、その銀行で発表している公示相場を用いて、手持ちの通貨を一旦円に換算し、さらにその金額で希望通貨を入手したとして計算をすると、その妥当性を推測することができる。

ぐろすとん・グロストン 総トン数

G/T Gross Ton
船舶トン数の一種で、グロストンとは総トン数のこと。G/Tと略す。

船舶の大きさ、主に、客船などの大きさを示すときに使われるトン数。
(D/W Deadweight Ton 参照)

くーりえ・クーリエ

Courier Cargo
ドアツードアでの一貫輸送サービス・国際宅配便を利用した航空貨物のこと。クーリエ。
クーリエとは外交文書を運ぶ飛脚便に由来している。

緊急を要する書類または重量・容積の少ない小口貨物の場合に利用される。クーリエでは一般に、価格が少額な書類や小口貨物をマニュフェスト通関(簡易通関)している。そのため、迅速に通関できるが、送れる貨物の内容が限られてしまう。

代表的なクーリエ会社はFedEx、DHL、UPS、OCSなど。なお、国際郵便であるEMSはクーリエではない。

関連用語:
Integrator
Door to Door

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