General Terms and Conditionsについての貿易用語解説。貿易実務の情報サイト 「らくらく貿易」。|General Terms and Conditions 貿易用語集

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General Terms and Conditions 

取引約款
輸出入契約交渉に関する用語。
相手先との交渉開始段階で明示される「取引約款」のこと。

価格、決済方法、納期などの表面約款だけでなく、契約法務に関する裏面約款も含まれる。

GATS  General Agreement on Trade in Services

サービス貿易に関する一般協定
WTO設立協定の一部。
ジーエーティーエス、またはガッツとも言う。
サービス貿易に関する自由化のあり方を定めた多国間協定。
(WTO 参照)

G/T Gross Ton 

グロストン
海運用語。
総トン数のこと。船舶トン数の一種。
船舶の大きさ、主に、客船などの大きさを示すときに使われるトン数。
(D/W Deadweight Ton 参照)

Governing Law Clause

準拠法条項
契約法務用語。
契約の有効性、解釈、履行に関し、どの国の法律を適用するかを定めた条項。

GRI  General Rate Increase

ジーアールアイ
海上運賃一括値上げの意味。海運同盟が、海上運賃タリフを全品目一律値上げすること。
これには、日本荷主協会との事前協議が必要。
(Tariff 参照)

General Duty (Tariff)

基本税率
国内産業の状況を踏まえて法律で定められた税率。
(Tariff Code 参照)

General Average

共同海損
船舶の沈没、座礁などの危険を蒙った場合、船長判断で一部貨物を海中投棄して全員の貨物の安全を図るが、その場合の犠牲となった貨物の費用を船社や荷主など関係者が定められた割合で共同負担する分損のこと。

原則として貨物海上保険で補償される。
(Insurance Policy 参照)

GATT  General Agreement on Tariff and Trade

ガット
General Agreement on Tariff and Tradeの略。関税と貿易に関する一般協定のこと。(WTO 参照)

ワンポイント:
関税障壁や貿易制限などで国内産業保護の排他的・閉鎖的な政策により、世界の貿易振興の妨げとなり、第2次世界大戦も排他的なブロック経済が遠因との反省から、1948年に、自由貿易体制を国際間で取り決めることになり、国際協定GATTが発足。輸入数量規制の撤廃や関税引き下げなど「原則自由」の貿易体制の機能を果たしてきた。

1995年に法的根拠のある国際機関WTOの設立につながる。