貿易用語集
公開日:2015.08.26 / 最終更新日:2017.10.17
でりばてぃぶ・デリバティブ
金融派生商品デリバティブのこと。
先物取引(フューチャー)、スワップ取引、オプション取引は、従来の金融商品(株式、債券、為替)に比べて、内容が複雑で取引金額が大きくなるのが特徴。
価格評価やリスク管理に、金融工学を用いて開発された商品が多い。
ワンポイント:
金融機関の担当者による商品説明では、金融機関の本部担当者が同席するようだが、説明者が金融工学の専門家とは限らないため、ややもすると用意された資料の読み合わせになりやすい。
説明を受けて得心がいけばそれでもかまわないが、そうでない場合は、資料に記載されていない事項であっても、きちんと説明を受ける必要がある。
デリバティブ商品にはデメリットやリスクが必ずあり、納得できるまでトコトン説明を求めるべきである。
不十分な理解は、不利益をすべて自分で負うことと同じ。と覚悟すべきである。