ティーエイチシーについての貿易用語解説。情報サイト「らくらく貿易」。|ティーエイチシー 貿易用語集

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てぃえいちしー・ティーエイチシー THC

Terminal Handling Charge
コンテナヤードで発生する物流コスト用語。
ターミナル・ハンドリング料=積出港と揚地港の両方で発生するコンテナターミナルでの取扱費用の一部を船会社が荷主に課金する料金のこと。

てぃーいーゆー・ティーイーユー TEU

Twenty-foot Equivalent Units
20フィートコンテナ単位換算のこと。40フィートコンテナは2TEUという。

ワンポイント:
海上コンテナには、20フィートコンテナと40フィートコンテナとがあり、一般貨物用コンテナや冷凍貨物用コンテナなど用途別に数種類のコンテナがありますが、コンテナ取扱量の統計では、20フィートコンテナ単位で換算をします。

コンテナ船の積載能力を表すときにも使われます。最近はコンテナ船の大型化が進み、8000~9000TEUクラスが主流、20000TEUクラスも竣工されています。

てぃーてぃー・ティーティー TT送金 

T/T Remittance
国際金融決済用語。T/Tは、Telegraphic Transfer Remittanceの略。

電信為替送金のこと。銀行経由の外貨送金の意味。

てぃーてぃーあいぴー・ティーティーアイピー TTIP

Transatlantic Trade and Investment Partnership
環大西洋貿易投資パートナーシップのこと。
EUと米国が2013年から通商交渉を開始している。

てぃてぃあーる・ティーティーアール T.T.R

外為実務用語。
信用状取引における資金償還方法のひとつ。

TTRとは、英語T.T.Reimibursementの略。
日本語訳はなく、実務でもこのままTTRと使用する。

輸出者の信用状取引における資金回収の流れは、荷為替手形を含む船積書類の輸入者側への到着、その後、信用状条件との一致を確認した輸入者側の支払となる。

TT Reimbursement方式では、これとは異なり、予め信用状にT.T.R.を明記することを条件に、買取銀行は補償銀行または信用状発行銀行に、船積書類の発送とは別に、電信で直ちに支払い請求を行うことが、可能となっている。

この結果、輸入者側では船積書類の到着を待たずに、直ちに支払いをしなければならず、輸出者としては迅速に資金回収できる点に大きな特徴がある。

この方法では輸出者側に立替利息は発生しないのも利点である。

他方輸入者側ではT.T.R.取組済みの電信を、買取銀行から入手した段階で、輸入者との間の決済も同時に行うことが多い。

なお到着した船積書類に、信用状条件との不一致が発見された場合は、支払の拒絶は可能であり、その際はいったん支払われた資金は、手形金額に利息を付して輸出者側に返還請求することになる。

てぃーてぃーえす・ティーティーエス TTS

Telegraphic Transfer Selling Rate
外貨取引に適用される直物相場(=Spot)での買い相場に適用される電信売相場のこと。
外貨建て輸出手形を銀行に買い取って貰い円貨にする場合に適用されるレートのこと。

ワンポイント:
為替相場は毎日変動しており、輸出入取引におけるリスク管理の重要な部分です。特に、商流構築の初期段階(輸出見積りまたは輸入コスト試算の段階)から為替相場が円高基調なのか円安方向に向かっているのかトレンドを見極めておくことが大事です。

てぃーてぃーえむ・ティーティーエム TTM

Telegraphic Transfer Middle Rate
為替レート用語。日本円と外国通貨の交換基準レートのこと。銀行間で用いる仲値。
(TTB 参照)(TTS 参照)

てぃーてぃーびー・ティーティービー TTB

Telegraphic Transfer Buying Rate
外貨取引に適用される直物相場(=Spot)での売り相場に適用される電信買相場のこと。
外貨での輸入決済に対して、輸入者が銀行から外貨を購入し輸出者に支払う場合に適用されるレートのこと。

てぃーぴーぴー・ティーピーピー TPP 環太平洋経済協定

Trans-Pacific Partnership
2015年を目処に関税撤廃を目指した地域間経済協定。
オーストラリア,ブルネイ,カナダ,チリ,日本,マレーシア,メキシコ,ニュージーランド,ペルー,シンガポール,米国及びベトナムの合計12か国が参加。2016年2月に署名され、日本は2017年1月に国内手続きの完了を報告している。

しかし、2017年1月米国はTPPからの離脱を表明、大統領令で署名したことで、12か国での発効が難しくなった。そこで米抜き11か国での早期発効(TPP11)を目指している。

でぃすくれ・ディスクレ

Discrepancy
ディスクレパンシーを略してディスクレと呼ぶ。
外為実務用語。
LC決済で使われる用語。

信用状付輸出取引において、買取銀行に提出された船積書類が、信用状条件に一致していない場合に用いられる。

「この書類はディスクレつき」のように使用される。

ディスクレがあると信用状発行銀行は支払いの拒絶を行えるため、輸出国側銀行は買取に応じないのが通例である。

ワンポイント:
条件不一致解除の方法はいくつかあるが、原則は書類の差し替え、あるいは書類の訂正を行う。

ただ信用状条件に完全に一致した書類を作成するのは、大変ハードルのも事実であり、結局は輸入者側が決済しやすい書類を作るのが一番。

でぃすちゃーじ・ディスチャージ 

Discharging
貨物を船舶または航空機から下ろすこと。
(Loading 参照)

でぃてんしょん・ディテンション

Detention Charge
コンテナ返却延滞料のこと。

空コンテナがコンテナ保管場に期限内(フリータイム)に返却されない場合に発生する。
(Free Time 参照)

でぃーいーえす・ディーイーエス 

DES
 
Delivered Ex Shipの略。
指定仕向け港本船持込渡し条件のこと。INCOTERMS 2010で廃止。

輸入港に本船到着し、輸入通関をする前に本船上で貨物引渡し、危険負担を移転。
(INCOTERMS 参照)

でぃーいーきゅー・ディーイーキュー DEQ

Delivered Ex Quay
INCOTERMS 2010で廃止された貿易取引条件の一つ。
指定仕向け港埠頭渡し条件のこと。

輸入港に陸揚げし、輸入通関をする前に貨物引渡し、危険負担を移転。
(INCOTERMS 参照)

でぃーえいえふ・ディーエイエフ DAF

Delivered At Frontier
INCOTERMS 2010で廃止された貿易取引条件の一つ。国境渡し条件のこと。

地理的条件から日本では使われません。ヨーロッパなど国境を接している国同士の取引に使われる。
(INCOTERMS 参照)

でぃーえいてぃー・ディーエイーティー DAT

Delivered At Terminal
INCOTERMS 2010で新設された貿易取引条件の一つ。
指定埠頭や倉庫、陸上・鉄道・航空輸送ターミナル渡しのこと。

到着地で指定されたコンテナヤード、航空貨物ターミナルまで貨物を運搬し、ターミナル内に搬入するまで、売主は危険負担と費用負担もする持込み渡し規則。到着地での輸入通関手続きと関税支払は、買主負担。

以前のDDUの変形として、到着地でのターミナル料が売主負担であることを明確にするためにDATが新設されました。
(INCOTERMS 参照)

でぃーえいぴー・ディーエイーピー DAP

Delivered At Place
INCOTERMS2010で新設された貿易取引条件の一つ。
到着地指定場所渡しのこと。

DATとほぼ同様ですが、港湾地区ターミナルからさらに買主指定の内陸地点まで貨物の運搬・リスク負担及び費用負担を売主がする場合の持込み渡し規則。運送手段の上で荷卸しの準備ができた段階でリスク・費用負担が売主から買主に移転する。

輸入通関に関わる費用及び引き渡し後のリスク・費用は買主負担。

以前のDDUの変形として、到着地でのターミナル料が売主負担であることを明確にするためにDAPが新設されました。
(INCOTERMS 参照)

でぃーでぃーしー・ディーディーシー DDC

Destination Delivery Charge
コンテナヤードで発生する物流コスト用語。
コンテナ取り扱い料金のこと。
到着港コンテナヤード内でのコンテナ運送料金のこと。

船会社が荷主に請求する料金。米国では、ターミナルハンドリングチャージ(THC)をDDCと呼ぶ。
(THC 参照)

でぃーえすゆー・ディーエスユー DSU

Dispute Settlement Understanding
WTO協定の一つである「紛争解決に係る規則及び手続に関する了解」“Understanding on Rules and Procedures Governing the Settlement of Disputes”略称“Dispute Settlement Understanding”)のこと。

WTOが介在して行う紛争解決手続き。
(WTO 参照)

でぃーえー・ディーエー D/A 手形引受書類渡し

Document Against Acceptance
手形引受書類渡しとは、輸入者が銀行に対して引受けを行った荷為替手形を差し入れ、引き換えに銀行が貨物を受け取り用に船積書類を輸入者に引き渡す。

信用状(LC)なしの場合の貿易決済方法の一種。

でぃーおー・ディーオー D/O 荷渡し指図書

Delivery Order
輸入地で貨物を管理している業者(CY・CFSの倉庫)に船会社が貨物の引き渡しを指示する書類。
現場ではD/O(でぃーおー)と略して呼ばれる。

フォワーダーが提示したB/Lと引き換えに船会社がD/Oを発行交付し、そのD/Oを貨物を管理する業者に提示することで貨物の受取ができる。

でぃーおーちゃーじ・ディーオーチャージ DOチャージ

DO Charge
D/O発行手数料。
海上輸送で発生する物流コスト用語。

船会社がB/Lと引き換えに貨物の引き渡しを指示する書類(D/O)を発行する際に荷主に請求する費用のこと。
(DO 参照)

でぃーじー・ディージー DG

Dangerous Goods
国際航空運送協会(IATA)の危険物規則書(DGR Dangerous Goods Regulations)に指定された航空貨物輸送における危険物。

人間の健康、安全または財産や環境に害を及ぼすおそれがある物品や物質がDGに指定されている。

ワンポイント:
一般的に危険物と言われる引火性、可燃性貨物、放射性貨物などは航空機に搭載することが禁じられています。

国連および国際原子力機関が定めた航空輸送細則に準じた航空法(国土交通省令)の条件を満たした場合に限り、航空貨物として
輸送することができます。

そのため、輸送中の安全を確保するため、輸出インボイス以外に、IATAが定めた危険物申告書の提出を求められます。

輸送する商品の危険度に準じて、梱包容器やラベルなどの輸送手段が取り決められており、詳細を危険物申告書に記載し、運送会社の事前認可を得ることが必須となります。海上輸送の場合も同様の輸送細則があります。

てぃーてぃー・ティーティー TT 電信送金

Telegraphic Transfe
貿易資金決済に関連した用語。
Wire Transferともいう。

仕向送金の一方法。
受取人に支払内容を記載した「支払指図」を支払銀行あてに電信で送る。

かつて電信送金は急を要する場合に利用されたが、現在では海外への資金支払時にはほぼすべての場合に利用される。

受取方法には通知払い、口座振込、請求払いの3つがあるが、マネーロンダリング排除の関係で口座振込が強く推奨されている。

ワンポイント:
海外送金のトラブルを回避するために、
1. 受取人の口座番号、口座名義だけでなく、IBANやBICコードなども受取人から正確な情報を得る。

2. 送金通貨は相手国の通貨かUSDで取り組むようにする。(日本円は相手銀行によっては受渡し不能の場合がある)

3. 取引口座の無い銀行で送金を依頼する場合は、本人確認などかなり手続き面が煩雑であるので、事前に必要書類等確認のうえ訪問する方が良い。
(T/T Remittance 参照)
(仕向送金 参照)

でぃーでぃーぴー・ディーディーピー DDP

Delivered Duty Paid
仕向地持ち込み渡し関税込み条件のこと。

発地から着地までのすべての経費(関税も含めて)が売主の負担と手配であり買主にとっては何もしないでよい便利な取引条件。

主に、ドアツードアの国際宅配輸送で使われている。
(INCOTERMS 参照)

でぃーでぃーゆー・ディーディーユー DDU

Delivered Duty Unpaid
INCOTERMS 2010で廃止された貿易取引条件の一つ。
指定仕向地持込渡し(関税抜き)条件のこと。

輸入地の指定場所で輸入通関をしないで貨物を引渡し、危険負担を移転。関税は輸入者負担。

到着地でのターミナル料、特にコンテナ輸送の場合の経費負担が不明確なため、INCOTERMS 2010でDDUを廃止し、DATとDAPが新設されました。
(INCOTERMS 参照)

でぃーぴー・ディーピー D/P 手形支払書類渡し

Document Against Payment
 
D/Pと略す。
信用状(LC)なしの場合の貿易決済方法の一種。
荷為替手形を利用した決済方法の一つ。

輸入者が銀行に手形決済(代金支払い)した後に、船積書類を受け取り貨物を引き取る。支払方法は、一覧払い(At Sight)と期限付き手形(Usance Bill)があるが、一般的に一覧払いが多い。

でくら・デクラ 危険物申告書

Shipper’s Declaration for Dangerous Goods
危険物申告書のこと。
(DG=Dangerous Goods 参照)

ワンポイント:
デクラ(Declaration の省略)と呼ぶ。輸出申告の際に輸出者がサインをしたこの危険物申告書の提出を求められます。

でっどうぇいととん・デッドウエイトトン 載貨重量トン

DWT Deadweight Ton
海運用語。
載貨重量トン・サイカジュウリョウトン

船舶トン数の一種。貨物船に積み込める最大重量を表す。貨物を満載した全重量から船舶重量を差し引いたトン数。

でばん・デバン

Devaning
コンテナから貨物を取り出す作業のこと。海上輸送(コンテナ)で使われる物流用語。

反対にコンテナに貨物を積み込む作業をバンニングという。
(Vanning 参照)

でばんれぽーと・デバンレポート

Devanning Report
輸入実務で使われる書類の一種。コンテナ船で輸入した場合、コンテナから荷卸することを「デバン」という。貨物の数量過不足、ダメージ状況など貨物の到着時状況報告書のこと。本船側、荷主側、それぞれが確認署名する。保険クレーム処理で重要な書類。(Devaning 参照)

でびっと・デビット

Debit
外為実務用語。
インターバンク取引での口座からの出金のこと。

本来の意味は簿記の借方、借方伝票であるが、Debitの用語をインターバンク取引(銀行間取引)での借記(しゃっき)(口座からの出金)の意味で用いられる。

預金口座を持っている海外の銀行が、自ら出金するのではなく、預金を預かっている国内の銀行が、海外の銀行からのDebit Authoraization(借記授権)をもとに、出金作業を行うことを意味する。

ワンポイント:
外為における資金決済は、勘定銀行の入出金を通じて行われる。入金は相手銀行の同意を得ずとも可能だが、出金は相手の同意(借記の授権 Debit Authoraization)が必須。

でぽこるれすぎんこう・デポコルレスギンコウ デポコルレス銀行

Depository correspondent bank
外為実務用語。

外国為替取引のため「コルレス契約」を結んだ、国外銀行(コルレス銀行)のうち、預金勘定をおいているコルレス銀行のこと。

コルレス先がデポコルレスの場合は、送金等での資金授受は、直接その預金勘定での入出金される。

ワンポイント:
海外送金などを金融機関に持ち込んだ場合にその金融機関の相手先金融機関がデポコルレス銀行の場合は、そのデポ(勘定口座)を使うことができるので、送金などが直接・正確・迅速に行えることになり、利用者のメリットは大きい。

一方金融機関にとっては、多くの金融機関とデポコルレス契約を持つのは、口座管理が複雑になること、口座として使う以上は、各口座に一定残高を置く必要があること、全体としての資金効率が悪化するなどのデメリットがあり常に悩ましい問題と言える。

結局、利用者としては事前にデポの有無を調べた上で、どこの金融機関がもっとよいかを決め、窓口におもむくべきだろう。

でまれーじ・デマレージ

Demurrage

コンテナ貨物が期限内(フリータイム)に引き取られない場合に発生するコンテナ超過保管料のこと。
(Free Time 参照)

でりばてぃぶ・デリバティブ

金融派生商品デリバティブのこと。

先物取引(フューチャー)、スワップ取引、オプション取引は、従来の金融商品(株式、債券、為替)に比べて、内容が複雑で取引金額が大きくなるのが特徴。

価格評価やリスク管理に、金融工学を用いて開発された商品が多い。

ワンポイント:
金融機関の担当者による商品説明では、金融機関の本部担当者が同席するようだが、説明者が金融工学の専門家とは限らないため、ややもすると用意された資料の読み合わせになりやすい。

説明を受けて得心がいけばそれでもかまわないが、そうでない場合は、資料に記載されていない事項であっても、きちんと説明を受ける必要がある。

デリバティブ商品にはデメリットやリスクが必ずあり、納得できるまでトコトン説明を求めるべきである。

不十分な理解は、不利益をすべて自分で負うことと同じ。と覚悟すべきである。

でりばりーつー・デリバリ―ツー 貨物配達先

Delivery To
輸出貨物の配達先のこと。

貿易書類(Invoice)に記載する項目のひとつ。SHIP TOともいう。
貨物の請求先と配達先が異なる時に使用する用語。
(Bill To 参照)
(Sold To参照)

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