突然に関空税関から電話、「カメルーンの方への来日招聘状にサインされましたか?」まったく、身に覚えがないので、 きょとん。情報過多の時代は怖いですね。|情報過多の時代は怖い 貿易実務

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公開日:2011.06.23  / 最終更新日:2016.06.23

情報過多の時代は怖い

突然に関空税関から電話、「カメルーンの方への来日招聘状にサインされましたか?」まったく、身に覚えがないので、 きょとん。でも、急に思い出し、「そう言えば、数日前にJETROから紹介を受けたので、ビジネスの話しに訪問したいという メールがきていましたよ、でもまだ返事をしていませんが」

税関、「そうですか、貴社名でのLetterを持ってきたのですが、そのサインが実にへたくそで、念のためと思って電話で確認したのです、身柄保障されますか?」、「まったく面識もないし、日本に呼んでもいません」といったやり取りの挙句、。。。当然、入国拒否・強制送還の手続きが始まった。

でも、当の本人から電話が何回も。悪びれもせず、「なんとかして欲しい」、「見ず知らずの人の保障なんてできないし、イリーガルなことをする会社ではありませんよ!」
同じような電話がカメルーン本国の会社から、友人と称する人からとリンリン。。。 2日間も関空に居座ってごねている間にしょっちゅう電話がくる。

ようやく、3日目にバンコクに国外退去になった。バンコクからまた電話が、「いま着いた。ホテルがどうしたらいい?」
5日目に、メールが。。。”カメルーンに帰国しました。今回は無駄な旅費を使ってしまった。でも、貴社とはぜひ取引をしたい”なんてメールが飛んできました。それから1ヶ月後くらいにアメリカの輸入商社と称する人から突然に電話。カメルーンの友達から電話番号を聞いた、取引がしたい。。。情報過多の時代はこわいですね。

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