銀行の営業が「お世話になりました。こんど担当者が交代しました。よろしくお願い申し上げます。」といきなり今回はそんな銀行の営業担当者が訪ねてくることがあります。|銀行の営業担当者って何者?

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公開日:2016.10.01

銀行の営業担当者って何者?

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世の中には変わった手紙もあるもので、会ったこともない人から親展扱いで、「お世話になりました。こんど担当者が交代して、凸凹○△になりました。よろしくお願い申し上げます。」と言ったDMが来ることがあります。

お世話してもらったことなど無いのに、と、薄気味悪くなったことはありませんか。今回はそんな銀行の営業担当者のお話です。

銀行で担当者には、二種類あると考えて下さい。

一つ目は仕事の担当者です。業務担当者とも言います。預金、融資、外為と言った銀行業務を担当している人です。これは分かり易い話だと思います。もちろん担当者が交代しても、DMなどは来ません。

二つ目が今回お話しする、営業担当です。この担当者は交代すると、DMが親展で来るのです。

それにしても「私の何を担当しているの?」こんな疑問がふつふつと沸いてきます。実はこの担当者が担当しているのは、貴方自身ではなく、貴方が銀行にもたらしてくれるはずの、利益や実績を管理する担当者なのです。

管理する対象が対象なので、大して旨みがないと判断すると、何もしてきません。音沙汰なしです。それなら放っておいてくれればよさそうなものですが、何かあった時に、よその銀行に行かれては大変なので、最低限のDMはよこします。(担当者交代はその一つというわけです)

さてこんな担当者(と呼んで良いものか)への対応は、どうすれば良いと思いますか。
結論から言うと、「何もしなくて結構です。」

DMはそのままゴミ箱へ、電話は無視、万一こちらに来ても「今、忙しい。」と断れば、それで充分です。
彼ら彼女らの提案は、まず100%ちらの役に立ちません。人によってはせっかく言って呉れているのに、申し訳ない気がする。と、心優しく考えたり、万一銀行に用事があった時に、いきなり行くより、良い扱いを受けられるのでは、と考えたりする人もあると思います。しかしそんな心配いりません。

最初にお話ししたように、銀行の仕事には、それぞれ業務担当者がいますので、その人と個人的なつながりでもない限り、営業担当者に話をしても、単なる取次しかしてくれません。

この営業担当者なる存在。表向きはどこまでもお客様の担当の位置付けですが、実際はそのお店の実績の担当者です。ある意味薄気味悪いDMが、忘れたころにやってくるのは、このようなからくりからなのです。

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