アノマリー(Anomaly)と言う言葉をご存じでしょうか。法則や理論では説明できない事象を総称します。いわゆる「経験則」と呼んでいる物です。株式投資や外国為替証拠金取引をやっている人には、お馴染みの言葉かもしれませんが、皆さんは如何でしょうか。ところでそのアノマリーですが、外為実務の現場を考えてみます。|外為のアノマリーって?

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外為のアノマリーって?

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皆さんはアノマリー(Anomaly)と言う言葉をご存じでしょうか。

法則や理論では説明できない事象を総称します。

いわゆる「経験則」と呼んでいる物です。

株式投資や外国為替証拠金取引をやっている人には、お馴染みの言葉かもしれませんが、皆さんは如何でしょうか。

ところでそのアノマリーですが、外為実務の現場を考えてみます。

日々実務に追われていると、中々そんな分析も出来ないのですが、それでもいくつかそれらしき物は思いつきます。今回はこういったアノマリーを、ご照会したいと思います。

1.ドル円相場が動くと、外為の持ち込みが増える

一番目はこれです。パッと聞くと当然のように聞こえますが、実は何の裏付けもありません。外貨建てだけでなく円貨建ても増えました。円建ては相場とは無関係ですから、増える理由は不明です。逆に相場が動かないときは持ち込みも少なく、支店の中で妙に外為だけ「ヒマ~」という、間の悪いことになっていました。

結局、為替相場の動向と為替の持ち込みの関係は、うまく説明できそうもありませんでした。強いて言えば、為替相場の変化がお客様の銀行への依頼を動機づけた。こんな感じでしょうか。

2.魔の金曜日

外国為替証拠金取引ではよく知られているようですが、外為実務でも魔の金曜日はありました。全ての金曜日が忙しいわけでは無いのですが、突然、月曜から木曜と変わってしまうのです。暇になるならまだしも、いきなり忙しくなるのです。

担当者としては大変でした。事前に分かっていれば、準備も出来るのですが、当日いきなり忙しくなると、他の日と違って翌営業日に回せません。回すと土日分がロスタイムとねり、余計な金利が発生します。お客様は金曜日に持ち込んだのだから、なんとか今週中に!こう依頼されますので、必死に対応せざるを得ません。

二年前に始まったプレミアム・フライデーは、こんな状況の上乗せになる訳ですから、現場の苦労が偲ばれます。

3.用が無いときこそお客様の許へ!

外為に限らず、銀行の営業は店の中だけではありません。特に営業担当者の店外活動は、お約束とも言えます。
といっても一年365日、取引先に用事があるわけではありません。そこで提案と称して自行商品の売込をしてみたり、相手には大した価値もないかもしれない情報を、紙に落として届けて見たりと、涙ぐましい努力をしていました。

ところがそんな事をしなくても、ただ単にふらっと立ち寄っただけで、上手くいくことがあります。それも偶然とは言えない確率なのです。周囲に聞いてみた限りでは根拠はないものの、多少とも同じような経験をしているようです。手ぶらで用事も無く訪問するなんて、とんでもないことになりそうな話です。

しかし現実は違いました。これなどもアノマリーなのでしょう。

如何でしたか。今回はアノマリーについてでした。

2019/05/11

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