銀行の営業店では、毎月初に全員参加の会議が開かれます。いうまでもなく会議の目的は、みんなのやる気を引き出して、目標必達に向けて今月もがんばろう!これです。さてこの会議で必ず打ち出されるのが、その月の「特有のキーワード」です。早い話スローガンなのですが、ここでしか聞けないものが多いのです。|こんなキーワードに遭遇する銀行員(前編)

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こんなキーワードに遭遇する銀行員(前編)

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銀行の営業店では、毎月初に全員参加の会議が開かれます。

どこの銀行でも内容・形式は大同小異です。(多分。。。)

いうまでもなく会議の目的は、みんなのやる気を引き出して、目標必達に向けて今月もがんばろう!これです。

どこの銀行でも、毎月の事なので話す内容がどうしても似てきます。

さてこの会議で必ず打ち出されるのが、その月の「特有のキーワード」です。早い話スローガンなのですが、ここでしか聞けないものが多いのです。

今回はこのキーワードを順番にご紹介したいと思います。各末尾には聞かされた人間(私です)。の独り言を入れてます。

【1月】年頭所感
会長・頭取の新年ビデオを拝聴する。これが手始めでした。皆さん大きく変わらず、曰く「変革の年。新しい気持ち。目標を立てる。チャレンジの精神を。」などなどでした。外為の場合はこれに加えて、「海外は既に2日から始まっている。」これも定番でした。

(独白)実際の仕事が始まってるのに、なんか観念的だなあ。

【2月】二八(にっぱち)
どちらかと言えば関西でよく聞きます。二月八月は売り上げが減る。なので銀行での用事が減る。よって銀行員も暇になる。こんな流れで使われます。このフレーズが出てくると、後段には「仕事の在庫を整理せよ」とか、「普段出来ないことに取り組め」が続きます。

しかし外為では何より春節(しゅんせつ)がこの期間です。

猛烈に忙しくなることが普通なので、二八は違和感の固まりです。しかも一月は行く。二月は逃げる。三月は去る。の真っ最中です。日数も他の月に比べれば少ないのです。

(独白)全然ヒマなんかじゃない。誰だ「二八」なんて言ってるのは。

【3月】年度末
寡聞にして3月以外の決算期を持つ邦銀を知りません。なので全国至る所で、銀行はここで決算月を迎えます。「目標必達に向けて全力投球。悔いの残らない営業活道。」これらが定番でした。加えて来期の計画にも触れるのがお約束でした。

(独白)頑張って数字を上げすぎると、来期の発射台が高くなる。ンー。

【4月】期初月
新年度のスタート月です。銀行全体の会議が開催されます。営業店の会議はそれからです。例月より遅めの開催です。当月の会議では営業店のメンバー全員に、銀行全体の方針が示達されます。(じたつと読みます)

さらに「気持ち新たなスタートを!」「スタートダッシュを心掛けよう!」
この辺りが外せないフレーズでした。また配属予定の新人を念頭に、
「新人を温かく迎えて、一日でも早く戦力化しよう」こんなのもありました。

(独白)月が跨がると、これだけ言うことが変わる。人間勝手なもんだ。

【5月】GW(ゴールデンウィーク)
当月の会議はGW明けが多く、勢いそこでの指示も定番化します。
「気持ちを引き締めて」
「新人も即戦力としてやれるように」
といった檄を飛ばす調子が多かったのが、特徴と言えば特徴でした。

(独白】4月が過ぎたところだが、外為項目が今一つだなあ。自分のことだけ考えてます。

【6月】中間月
暑い日も出てくることから、健康管理に対する指示が出てきます。
「体調管理はキチンとすること」
「出来る限り早帰りに努めるように」
このような感じで出てきます。

そして何故か「報・連・相」の話も一緒です。また中間月とあって、目標に対する進捗状況も話題になります。

(独白)毎年、この時期はこじつけっぽい感じがする。

ここからは次回に続きます。

2019/10/29

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