円高についての貿易用語解説。貿易実務の情報サイト 「らくらく貿易」。|円高 貿易用語集

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えんだかえんやす・エンダカエンヤス 円

通貨に関する用語。
円高:a strong yen円安:a weak yenと英訳される。

円高とは、円と他の通貨(ex.US$)を交換する際に、円1単位で交換できる他の通貨が多い状態。

言い換えると他の通貨から円に交換するとき円が少ない状態。
円高でも円安でも、他の通貨との相対的な交換状態を表すものであり、「○○からは円高」「△△からは円安」といった水準があるわけではない。

ワンポイント
上記のように円高・円安にかんして、具体的なレート水準はなく、1米ドルが100円を切れば超円高と評する識者もいるが、定説があるわけはない。

Yen

通貨に関する用語。
円高とか円安といわれる。

円高とは、円と他の通貨(ex.US$)を交換する際に、円1単位で交換できる他の通貨が多い状態。
言い換えると他の通貨から円に交換するとき円が少ない状態。

円高でも円安でも、他の通貨との相対的な交換状態を表すものであり、「○○からは円高」「△△からは円安」といった水準があるわけではない。

ワンポイント
上記のように円高・円安にかんして、具体的なレート水準はなく、1米ドルが100円を切れば超円高と評する識者もいるが、定説があるわけはない。

りふてぃんぐちゃーじ・リフティングチャージ

Lifting Charge
銀行等に支払う海外送金手数料の一種で、円為替手数料または外貨取扱手数料のこと。
貿易資金決済に関連した用語。

同一の通貨建てで外為取引を行う場合に発生する。外為取引金額に一定料率(ex.1/10%)を乗じる。

ミニマム(最低手数料)が設けられていることが多い。

ワンポイント:
銀行手数料は取引のボリュームや外為以外の取引内容によって、優遇措置を受けることができる可能性がある。ダメもとで交渉してみるのも一案かも。

Lifting Charge

リフティングチャージ
貿易資金決済に関連した用語。
円為替手数料または外貨取扱手数料のこと。銀行等に払う海外送金手数料の一種。

同一の通貨建てで外為取引を行う場合に発生する。外為取引金額に一定料率(ex.1/10%)を乗じる。

ミニマム(最低手数料)が設けられていることが多い。

ワンポイント:
銀行手数料は取引のボリュームや外為以外の取引内容によって、優遇措置を受けることができる可能性がある。ダメもとで交渉してみるのも一案かも。

うたがわしいとりひき・ウタガワシイトリヒキ 疑わしい取引

為替管理に関する用語。英語ではSuspicious transactionと訳す。
疑わしい取引の意味。
金融機関はマネーロンダリング情報を報告するように義務付けられている。
「犯罪による収益の移転防止に関する法律」を参照。

「疑わしい取引」の可能性のある取引を金融機関が行政庁に届け出る。金融機関は取引が「疑わしい取引」に該当するか否かを取引時確認の結果その他の事情を勘案して行うことが求められる。

ワンポイント:
金融機関等には守秘義務が課されており、報告内容は当然であるが、報告しようとしたあるいは報告したということも、当該顧客等や関係者には漏らしてはならないと定められている。

自分たちが知らないうちに「疑わしい取引」扱いされないように、金融機関等からの照会には正確に回答する必要がある。

Suspicious Transaction

為替管理に関する用語。疑わしい取引の意味。
金融機関はマネーロンダリング情報を報告するように義務付けられている。
「犯罪による収益の移転防止に関する法律」を参照。

「疑わしい取引」の可能性のある取引を金融機関が報告する。金融機関は取引が「疑わしい取引」に該当するか否かを取引時確認の結果その他の事情を勘案して行うことが求められる。

ワンポイント:
金融機関等には守秘義務が課されており、報告内容は当然であるが、報告しようとしたあるいは報告したということも、当該顧客等や関係者には漏らしてはならないと定められている。

自分たちが知らないうちに「疑わしい取引」扱いされないように、金融機関等からの照会には正確に回答する必要がある。

いてんかかく・イテンカカク 移転価格

企業経営のマーケティング戦略に関する用語。

マーケティング戦略のうちで検討される価格戦略(Price)のうち、特に本支店間や連結決算対象の企業間で貿易取引が行われる場合の価格戦略のことを移転価格(Transfer Price)という。

不当に価格設定をして利益操作をすると移転価格税制に抵触するため十分に注意が必要。
(Marketing Mix、参照)

あいどま・アイドマ AIDMA

企業経営のマーケティング戦略に関する用語。アイドマの法則。
Marketing Mixのうちのプロモーション戦略で使われる消費者の心理パターンのこと。

消費者が商品に、
Attention:注目する
Interest:興味を持つ
Desire:欲求する
Memory:記憶する
Action:行動する
の5段階に分析し販売戦略の検討材料にする。「広告宣伝に対する消費者の心理的なプロセス」としてサミュエル・ローランド・ホールが1920年代に発表した。

AIDMAの変形として、記憶し(Memory)を除いた4段階のAIDA分析、記憶し(Memory)でなく確信し(Conviction)として考察するAIDCA分析、AIDA分析に満足(Satisfaction)を加えたAIDAS分析がある。
(Marketing Mix 参照)

まーけてぃんぐみっくす・マーケティングミックス

Marketing Mix
企業経営のマーケティング戦略に関する用語。
商品分野や顧客層に応じた効果的なマーケティングミックス戦略のこと。

差別化などの製品戦略(Product)、価格戦略(Price)、流通戦略(Place)、プロモーション戦略(Promotion)に分け販売戦略の検討材料にする。

ぴーぴーえむ・ピーピーエム PPM

Product Portfolio Management
企業経営のマーケティング戦略に関する用語。
市場の成長率と相対的占有率から自社製品の市場でのおかれているポジションを分析するマーケティング戦略方法のこと。

市場占有率の低い「問題児」、市場成長率・相対的占有率も高い「花形製品」、市場成長率は低いが相対的占有率が高い「金のなる木」、市場成長率・相対的占有率いずれも低い「負け犬」の4ステージに分け販売戦略の検討材料にする。

ぴーえるしー・ピーエルシー PLC

Product Life Cycle
企業経営のマーケティング戦略に関する用語。
市場に製品を導入してから衰退するまでを4段階にわけ分析するマーケティング戦略方法のこと。

導入期、成長期、成熟期、衰退の4ステージに分け販売戦略の検討材料にする。

まーけっとせぐめんてーしょん・マーケットセグメンテーション

Market Segmentation
企業経営のマーケティング戦略に関する用語。
消費者のニーズ・ウオンツを把握するため市場を細分化し分析するマーケティング戦略方法のこと。

消費者の性別・年齢・職業・家族構成などの属性での分析(デモグラフィック変数)、エリアマーケティングでの分析(ジオグラフィック変数)、ブランド志向などの消費者のライフスタイルでの分析(サイコグラフィック変数)、消費者の行動での分析(行動変数)などを軸に分析が行われる。

めるこすーる・メルコスール MERCOSUR

アルゼンチン,ボリビア,ブラジル,パラグアイ,ウルグアイ,ベネズエラの6か国が参加しているFTA。
南米南部共同市場という。

MERCOSUR:Mercado Común del Sur/
MERCOSUL:Mercado Comum do Sul の略。

そるどつー・ソールドツー 請求先

Sold To
貿易書類(Invoice)に記載する項目のひとつ。BILL TOともいう。
輸出貨物代金の請求先のこと。
貨物の出荷先と請求先が異なる時に使用する用語。
(Ship To 参照)(Delivery To 参照)

でりばりーつー・デリバリ―ツー 貨物配達先

Delivery To
輸出貨物の配達先のこと。

貿易書類(Invoice)に記載する項目のひとつ。SHIP TOともいう。
貨物の請求先と配達先が異なる時に使用する用語。
(Bill To 参照)
(Sold To参照)

Transfer Price

移転価格
企業経営のマーケティング戦略に関する用語。

マーケティング戦略のうちで検討される価格戦略(Price)のうち、特に本支店間や連結決算対象の企業間で貿易取引が行われる場合の価格戦略のことを移転価格(Transfer Price)という。

不当に価格設定をして利益操作をすると移転価格税制に抵触するため十分に注意が必要。
(Marketing Mix 参照)

AIDMA

アイドマの法則
企業経営のマーケティング戦略に関する用語。
Marketing Mixのうちのプロモーション戦略で使われる消費者の心理パターンのこと。

消費者が商品に、
Attention:注目する
Interest:興味を持つ
Desire:欲求する
Memory:記憶する
Action:行動する
の5段階に分析し販売戦略の検討材料にする。「広告宣伝に対する消費者の心理的なプロセス」としてサミュエル・ローランド・ホールが1920年代に発表した。

AIDMAの変形として、記憶し(Memory)を除いた4段階のAIDA分析、記憶し(Memory)でなく確信し(Conviction)として考察するAIDCA分析、AIDA分析に満足(Satisfaction)を加えたAIDAS分析がある。
(Marketing Mix 参照)

Marketing Mix

マーケティングミックス
企業経営のマーケティング戦略に関する用語。
商品分野や顧客層に応じた効果的なマーケティングミックス戦略のこと。

差別化などの製品戦略(Product)、価格戦略(Price)、流通戦略(Place)、プロモーション戦略(Promotion)に分け販売戦略の検討材料にする。

Product Portfolio Management

企業経営のマーケティング戦略に関する用語。
市場の成長率と相対的占有率から自社製品の市場でのおかれているポジションを分析するマーケティング戦略方法のこと。

市場占有率の低い「問題児」、市場成長率・相対的占有率も高い「花形製品」、市場成長率は低いが相対的占有率が高い「金のなる木」、市場成長率・相対的占有率いずれも低い「負け犬」の4ステージに分け販売戦略の検討材料にする。

Product Life Cycle

企業経営のマーケティング戦略に関する用語。
市場に製品を導入してから衰退するまでを4段階にわけ分析するマーケティング戦略方法のこと。

導入期、成長期、成熟期、衰退の4ステージに分け販売戦略の検討材料にする。

Market Segmentation

マーケットセグメンテーション
企業経営のマーケティング戦略に関する用語。
消費者のニーズ・ウオンツを把握するため市場を細分化し分析するマーケティング戦略方法のこと。

消費者の性別・年齢・職業・家族構成などの属性での分析(デモグラフィック変数)、エリアマーケティングでの分析(ジオグラフィック変数)、ブランド志向などの消費者のライフスタイルでの分析(サイコグラフィック変数)、消費者の行動での分析(行動変数)などを軸に分析が行われる。

MERCOSUR

メルコスール
アルゼンチン,ボリビア,ブラジル,パラグアイ,ウルグアイ,ベネズエラの6か国が参加しているFTA。
南米南部共同市場という。
MERCOSUR:Mercado Común del Sur/
MERCOSUL:Mercado Comum do Sul の略。

Sold To

請求先
貿易書類(Invoice)に記載する項目のひとつ。BILL TOともいう。
輸出貨物代金の請求先のこと。
貨物の出荷先と請求先が異なる時に使用する用語。
(Ship To 参照)(Delivery To 参照)

Delivery To

貨物配達先
貿易書類(Invoice)に記載する項目のひとつ。SHIP TOともいう。
輸出貨物の配達先のこと。貨物の請求先と配達先が異なる時に使用する用語。
(Bill To 参照)
(Sold To参照)

とりひきやっかん・トリヒキヤッカン 取引約款

General Terms and Conditions
輸出入契約交渉に関する用語。

相手先との交渉開始段階で明示される「取引約款」のこと。価格、決済方法、納期などの表面約款だけでなく、契約法務に関する裏面約款も含まれる。

しょうだく・ショウダク 承諾

Acceptance
輸出入契約交渉に関する用語。
輸出者からの申し込みに対する「承諾」のこと。
契約が成立するにはOffer(申し込み)があり、それに対しAcceptance(承諾)する。
(Offer 参照)

ふぁーむおふぁー・ファームオファー 

Firm Offer
輸出入契約交渉に関する用語。確定申し込みのこと。
輸入者と取引条件の交渉をした結果、輸出者が最終回答の提示をすること。
(Counter Offer 参照)

かうんたーおふぁー・カウンターオファー 

Counter Offer
輸出者から提示された見積もり回答に対して、輸入者が違う条件の提示をすること。反対申し込みのこと。
輸出入契約交渉に関する用語。
(Firm Offer 参照)

いんくわいりー・インクワイリー 引き合い

Inquiry
輸出入契約交渉に関する用語。
輸出者に対して取引条件の提示を依頼すること。

輸出入契約交渉のスタートライン。引き合いを受けて具体的な取引条件を示すことをオファーという。
(Offer 参照)

うりもうしこみ・ウリモウシコミ 売り申し込み

輸出入契約交渉に関する用語。売り申し込みのこと。相手先に取引条件の提示を行うこと。
(Offer 参照)

ひほけんしゃ・ヒホケンシャ 被保険者

Assured
保険用語。保険金を受け取る被保険者のこと。保険金受取人。

保険契約者は貿易の取引条件によって輸入者になることも輸出者になることもあるが、一般に被保険者は輸入者である。そのため、保険契約者が輸出者の場合、保険証券に裏書きし、被保険者を輸入者に移転させる。
(Insurance Policy 参照)

えくすぱいりー・エクスパイリー 

Expiry
LC(信用状)に関連した用語。

輸出代金決済をするために輸出者が荷為替手形・船積書類を銀行に持ち込む期限(L/Cの有効期限)のこと。取引条件に基づいた期限内に輸入者が船積書類を入手できるようにするために期限を設定する。

すとれーとえるしー・ストレートエルシー

Straight LC
LC(信用状)に関連した用語。
信用状の一種。買取銀行を指定したLCのこと。

信用状開設銀行により、荷為替手形の買取銀行を指定された信用状。Restricted LCともいう。
(Restricted LC 参照)

General Terms and Conditions 

取引約款
輸出入契約交渉に関する用語。
相手先との交渉開始段階で明示される「取引約款」のこと。

価格、決済方法、納期などの表面約款だけでなく、契約法務に関する裏面約款も含まれる。

Acceptance

承諾
輸出入契約交渉に関する用語。
輸出者からの申し込み(Offer)に対する「承諾」のこと。契約成立となる。

外為実務では、手形の引受を意味するので間違えないようにしましょう。
Documents against Acceptance(D/A)=手形引受書類引渡し。

関連用語:
Offer

Firm Offer 

確定申し込み
輸出入契約交渉に関する用語。
輸入者と取引条件の交渉をした結果、輸出者が最終回答の提示をすること。

関連用語:
Counter Offer

Counter Offer

輸出入契約交渉に関する用語。
反対申し込みのこと。

輸出者から提示された見積もり回答に対して、輸入者が違う条件の提示をすること。

関連用語:
Firm Offer

Offer

オファー
輸出入契約交渉に関する用語。売り申し込み(オファー)のこと。

輸出者からの見積もり依頼に対して輸出者が見積もり回答の提示をすること。

関連用語:
Counter Offer
Firm Offer
Inquiry
Acceptance

Inquiry

引き合い インクワイリー
輸出者に対して取引条件の提示を依頼すること。輸出入契約交渉に関する用語。

輸出入契約交渉のスタートライン。引き合いを受けて具体的な取引条件を示すことをオファーという。

関連用語:
Offer

Proposal

売り申し込み
輸出入契約交渉に関する用語。
相手先に取引条件の提示を行うこと。
(Offer 参照)

Assured

被保険者
保険用語。保険金を受け取る被保険者のこと。保険金受取人。

保険契約者は貿易の取引条件によって輸入者になることも輸出者になることもあるが、一般に被保険者は輸入者である。そのため、保険契約者が輸出者の場合、保険証券に裏書きし、被保険者を輸入者に移転させる。
(Insurance Policy 参照)

Expiry 

LC(信用状)に関連した用語。
輸出代金決済をするために輸出者が荷為替手形・船積書類を銀行に持ち込む期限(L/Cの有効期限)のこと。
取引条件に基づいた期限内に輸入者が船積書類を入手できるようにするために期限を設定する。

Straight LC

ストレートLC
LC(信用状)に関連した用語。
信用状の一種。
買取銀行を指定したLCのこと。
信用状開設銀行により、荷為替手形の買取銀行を指定された信用状。Restricted LCともいう。
(Restricted LC 参照)

すいふと・スイフト

SWIFT
国際決済で使われる決済用語。国際銀行間金融通信協会のこと。
Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunicationの略。

国際送金などにおいて使用される銀行識別コードのこと。

米国ではABA, EUではIBANと異なるコードが使われているので注意が必要です。
(ABA 参照)(BIC 参照)(IBAN 参照)

さしずしきびーえる・サシズシキビーエル 指図式B/L

Order B/L
海上輸送で使われる物流用語。船荷証券(B/L)の一種。
オーダーB/L 指図式船荷証券のこと。

荷受人Consigneeの欄にTO ORDERまたはTO ORDER OF~となっているもの。

荷主(Shipper)が裏書してTo Order のみ記載の場合、船荷証券の持参人でればだれでも貨物引取ができる。

To Order of ABC Company (Bank)など輸入者または輸入側銀行など特定引き渡し人を記載する場合もある。
(Bill of Lading 参照)(Consignee 参照)

あいばん・アイバン IBAN

IBANは、International Bank Account Numberの略。国際決済で使われる決済用語。

最大34ケタの英数文字からなる。国、銀行、口座番号を特定する国際送金などにおいて使用される銀行識別コードのこと。EU全域で使われている。

IBAN採用国への送金にIBANが記入されないと、自動処理できず、到着遅延や追加手数料が発生する確率が高く注意を要する。なお日本はIBANを採用していない。

ふぁいんず・ファインズ FAINES 厚生労働省輸入食品監視支援システム

FOOD AUTOMATED IMPORT NOTIFICATION AND INSPECTION NETWORK SYSTEM
食品等の輸入届出手続きの際に使う厚生労働省輸入食品監視支援システムのこと。

FAINSは通関情報処理システム(NACCS)とインターフェイスを介して接続している。NACCS端末を持つ通関業者はNACCSにより食品等届出を行い、税関手続きとの連続処理が可能である。

しーわいかっと・CYカット

CY Cut
「カット日」と略される。
海上輸送(コンテナ)で使われる物流用語。
フルコンテナ単位で輸出する場合のコンテナヤードへの搬入最終日のこと。

「カット日」は通常、本船出航日の3日前。混載輸送ではこの用語は使われない。
(CY (Container Yard) 参照)

びーあいしー・ビーアイシ- BIC

Bank Identifier Code
国際決済で使われる決済用語。
国際送金などにおいて使用される銀行識別コードのこと。
SWIFTアドレスとも呼ばれる。アメリカではABAコードが主に用いられることが多い。

銀行コード4桁+国コード2桁+地域コード2桁+(支店コード等3桁が入る場合あり)で構成される。例えば三井住友銀行は『SMBCJPJT』(三井住友+日本+東京)となる。三井住友の場合支店コードはない。
(ABA 参照)
(IBAN 参照)
(SWIFT 参照)

ぼっくすれーと・ボックスレート

Box Rate
コンテナ1本当たり(20FTもしくは40FT)の一括運賃のこと。
海上輸送(コンテナ)で使われる物流用語。

FAKレートともいうが、物流業界ではBox Rateというほうが一般的。混載輸送ではこの用語は使われない。
(FAK Freight All Kind 参照)

あば・アバ ABA

American Bankers Association
国際決済で使われる決済用語。

アメリカ国内の銀行用コード。BICコードの米国版。
ABA Routing Number、ABA Numberと呼ばれる。

米国内の銀行ごとに9桁の数が割り当てられている。
(BIC 参照)(IBAN 参照)(SWIFT 参照)

SWIFT

国際銀行間金融通信協会 スイフト
Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunicationの略。
SWIFTコードは国際送金などにおいて使用される銀行識別コードのこと。SWIFTアドレス、BICコードとも呼ばれる。

米国ではABA, EUではIBANと異なるコードが使われているので注意が必要です。

関連用語:
ABA
BIC
IBAN

Order B/L

オーダーB/L 指図式船荷証券
海上輸送で使われる物流用語。船荷証券(B/L)の一種。

荷受人Consigneeの欄にTO ORDERまたはTO ORDER OF~となっているもの。

荷主(Shipper)が裏書してTo Order のみ記載の場合、船荷証券の持参人であればだれでも貨物引取ができる。

To Order of ABC Company (Bank)など輸入者または輸入側銀行など特定引き渡し人を記載する場合もある。

関連用語:
Bill of Lading
Consignee

IBAN International Bank Account Number

アイバン
国際決済で使われる決済用語。

最大34ケタの英数文字からなる、国、銀行、口座番号を特定する国際送金などにおいて使用される銀行識別コードのこと。EU全域で使われている。

IBAN採用国への送金にIBANが記入されないと、自動処理できず到着遅延や追加手数料が発生する確率が高く注意を要する。なお日本はIBANを採用していない。

FAINS

ファインズ 輸入食品監視支援システム
FOOD AUTOMATED IMPORT NOTIFICATION AND INSPECTION NETWORK SYSTEMの略。
食品等の輸入届出手続きを電子的に処理する厚生労働省輸入食品監視支援システムのこと。

FAINSは通関情報処理システム(NACCS)とインターフェイスを介して接続している。NACCS端末を持つ通関業者はNACCSにより食品等届出を行い、税関手続きとの連続処理が可能である。

CY Cut

海上輸送(コンテナ)で使われる物流用語。
フルコンテナ単位で輸出する場合のコンテナヤードへの搬入最終日のこと。

「カット日」と略して使われる場合が多い。通常、本船出航日の3日前。混載輸送ではこの用語は使われない。

関連用語:
CY Container Yard

BIC

国際決済で使われる決済用語。
Bank Identifier Codeの略。

国際送金などにおいて使用される銀行識別コードのこと。SWIFTアドレスとも呼ばれる。
アメリカではABAコードが主に用いられることが多い。

銀行コード4桁+国コード2桁+地域コード2桁+(支店コード等3桁が入る場合あり)で構成される。
例えば三井住友銀行は『SMBCJPJT』(三井住友+日本+東京)となる。三井住友の場合支店コードはない。

関連用語:
ABA
IBAN
SWIFT

Box Rate

海上輸送(コンテナ)で使われる物流用語。
フルコンテナで輸送する場合の20FTあたりまたは40FTあたりの運賃レートのこと。

FAKレートともいうが、物流業界ではBox Rateというほうが一般的。
混載輸送ではこの用語は使われない。
(FAK Freight All Kinds 参照)

ABA American Bankers Association

国際決済で使われる決済用語。
ABA=American Bankers Associationの略。「エービーエー」又は「アバ」と読む。

アメリカ国内の銀行用コード。
BICコードの米国版。
ABA Routing Number、ABA Numberと呼ばれる。
米国内の銀行ごとに9桁の数が割り当てられている。

関連用語:
BIC
IBAN
SWIFT

えすでぃーえす・エスディーエス SDS 安全データシート

Safety Data Sheet
製品材質・組成や取り扱い注意事項を記載した書類。化学製品などの場合、危険品輸送に該当する場合もあり、見積り時や輸送委託時に提示を要求される。

平成24年3月に、従来のJIS Z 7250(「化学物質等安全データシート(MSDS)-内容及び項目の順序」)とJIS Z 7251(「GHS に基づく化学物質等の表示」)を統合してGHSに対応するJIS Z 7253 が制定されたのに伴い、安全データシートの名称も「MSDS」から「SDS」に変更、呼称が統一された。

GHS:「化学品の分類および表示に関する世界調和システム(The Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals)」のことで、国連GHS文書を基本とする。

SDSの記載項目
1.化学品及び会社情報
2.危険有害性の要約
3.組成及び成分情報
4.応急措置
5.火災時の措置
6.漏出時の措置
7.取り扱い及び保管上の注意
8.ばく露防止及び保護措置
9.物理的及び科学的性質
10.安定性及び反応性
11.有害性情報
12.環境影響情報
13.廃棄上の注意
14.輸送上の注意
15.適用法令
16.その他の情報

SDS Safety Data Sheet

安全データシート
製品材質・組成や取り扱い注意事項を記載した書類。
化学製品などの場合、危険品輸送に該当する場合もあり、見積り時や輸送委託時に提示を要求される。

平成24年3月に、従来のJIS Z 7250(「化学物質等安全データシート(MSDS)-内容及び項目の順序」)とJIS Z 7251(「GHS に基づく化学物質等の表示」)を統合してGHSに対応するJIS Z 7253 が制定されたのに伴い、安全データシートの名称も「MSDS」から「SDS」に変更、呼称が統一された。

GHS:「化学品の分類および表示に関する世界調和システム(The Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals)」のことで、国連GHS文書を基本とする。

SDSの記載項目
1.化学品及び会社情報
2.危険有害性の要約
3.組成及び成分情報
4.応急措置
5.火災時の措置
6.漏出時の措置
7.取り扱い及び保管上の注意
8.ばく露防止及び保護措置
9.物理的及び科学的性質
10.安定性及び反応性
11.有害性情報
12.環境影響情報
13.廃棄上の注意
14.輸送上の注意
15.適用法令
16.その他の情報

いーびーえす・イービーエス EBS

EBSとはEmergency Bunker Surchargeの略。
海上輸送で発生する物流コスト用語。
海運輸送の場合に使われている燃料割増料のこと。現在は「BAF」を使うことが多い。
(BAF 参考)

EBS Emergency Bunker Surcharge

燃料割増料
海上輸送で発生する物流コスト用語。

海運輸送の場合に使われている。かなり以前に使われていた用語で、現在は「BAF」を使うことが多い。

関連貿易用語:
BAF Bunker Adjustment Factor

しーるふぃー・シールフィー 

Seal Fee
海運輸送(コンテナ)で使われている物流用語。

正しくは、Container Seal Fee。コンテナへの積み込みが完了すると金属製のシールでドアを施錠する。この作業料金が荷主に課金されている。

おりじん・オリジン 貨物出発地

Origin
航空貨物物流で使われる物流用語。
貨物出発地(発地)のこと。
(積出港 参照)

ふりーはうす・フリーハウス 

Free House Delivery
荷受人引渡までの貨物リスク及び費用を輸出者が負担する取引条件。多くの場合、航空貨物運送でDoor To Door配送の際用いられる。

インコタームズDDP条件と同じ意味ですが、インコタームズの貿易条件ではありません。発地から着地まですべての経費負担が輸出者であることを明確にするため、日本のフォワーダーがこのような用語を使っている。

えふえいけい・エフエイケイ FAK 品目無差別運賃

Freight All Kinds
海運輸送(コンテナ)で使われている物流用語。

コンテナ内の貨物の如何を問わずコンテナ1本当りの運賃の事をさす。FAKレートと略すことが多い。

いーえぬえす・イーエヌエス ENS 

海上コンテナ輸送で使われている物流用語。
EU加盟国税関に貨物保安情報を事前申告すること。またはそのための手数料。海上運賃の割増料として船会社が荷主に対して課金している。欧州航路で使われている。

ENSは欧州版24時間ルールともいわれています。EU加盟国もしくはEU加盟国を通過する貨物の輸入者または代理人は、船積み24時間前までに船積情報をEU税関に提出しなければなりません。

主な申告情報は、
・Shipper、Consignee、Notify Partyの名称、住所、郵便番号
・品目名
・貨物個数、荷姿、貨物総重量
・荷印
・HSコード
・危険品の場合はUN番号
・コンテナ番号、コンテナシール番号
(AMS 参照)

どっくふぃー・ドックフィー 

Documentation Fee
Documentation Feeを略してDOC Fee。
海運輸送(コンテナ)で使われている物流用語。

B/L(船荷証券)発行手数料のこと。船会社が荷主に対して請求する。B/L Feeという場合もある。

関連用語:
B/L Fee

ころーどふぃー・コロードフィー 

Co-load Fee
海運輸送(コンテナ)で使われている物流用語。
混載仕立て割増料金のこと。

複数荷主の貨物を集荷してコンテナ単位にすることを混載仕立てというが、混載仕立て業者が複数にまたがる場合の追加料金のこと。主に混載仕立て業者間の陸上運送料がアップとなるための割増料金。

びーえるふぃー・ビーエルフィー B/L Fee

B/L Fee
海運輸送(コンテナ)で使われている物流用語。
船会社が荷主に対して請求するB/L(船荷証券)発行手数料のこと。DOC Feeという場合もある。
(B/L 参照)
(DOC Fee 参照)

おーるいん・オールイン 

All In
サーチャージ込み運賃。
物流用語。All Surcharge Includedを省略した物流業界独特の言葉。

海上運賃契約には基本運賃(Base Rate)にBAFやCAFなどサーチャージ込みの「オールイン」と、基本運賃とサーチャージを別建て加算するものとがある。

Seal Fee

シールフィー
海運輸送(コンテナ)で使われている物流用語。
正しくは、Container Seal Fee。
コンテナへの積み込みが完了すると金属製のシールでドアを施錠する。この作業料金が荷主に課金されている。

Origin

出発地
航空貨物物流で使われる物流用語。
貨物出発地(発地)のこと。

関連用語:
積出港

Free House Delivery

フリーハウス
物流用語。到着地持ち込みまですべての費用を輸出者が経費負担すること。

インコタームズDDP条件と同じ意味ですが、インコタームズの貿易条件ではありません。発地から着地まですべての経費負担が輸出者であることを明確にするため、日本のフォワーダーがこのような用語を使っている。

FAK  Freight All Kinds

品目無差別運賃
海運輸送(コンテナ)で使われている物流用語。
コンテナ内の貨物の如何を問わずコンテナ1本当りの運賃の事をさす。FAKレートと略すことが多い。

ENS Entry Summary Declaration

海上コンテナ輸送で使われている物流用語。
EU加盟国税関に貨物保安情報を事前申告すること。またはそのための手数料。海上運賃の割増料として船会社が荷主に対して課金している。欧州航路で使われている。

ENSは欧州版24時間ルールともいわれています。EU加盟国もしくはEU加盟国を通過する貨物の輸入者または代理人は、船積み24時間前までに船積情報をEU税関に提出しなければなりません。

主な申告情報は、
・Shipper、Consignee、Notify Partyの名称、住所、郵便番号
・品目名
・貨物個数、荷姿、貨物総重量
・荷印
・HSコード
・危険品の場合はUN番号
・コンテナ番号、コンテナシール番号

(AMS 参照)

DOC Fee

ドックフィー
海運輸送(コンテナ)で使われている物流用語。
Documentation Feeの略。船会社が荷主に対して請求するB/L(船荷証券)発行手数料のこと。

B/L Feeという場合もある。

関連用語:
B/L Fee

Co-load Fee

コロード・フィー
海運輸送(コンテナ)で使われている物流用語。
混載仕立て割増料金のこと。

複数荷主の貨物を集荷してコンテナ単位にすることを混載仕立てというが、混載仕立て業者が複数にまたがる場合の追加料金のこと。主に混載仕立て業者間の陸上運送料がアップとなるための割増料金。

B/L Fee

海運輸送(コンテナ)で使われている物流用語。
船会社が荷主に対して請求するB/L(船荷証券)発行手数料のこと。
DOC Feeという場合もある。

関連用語:
B/L
DOC Fee

All In

オールイン
物流用語。All Surcharge Includedを省略した物流業界独特の言葉。
基本運賃(Base Freight)の他、全ての割増料金が含まれていることの意味。

しゅっこうまえほうこくせいど・シュッコウマエホウコクセイド 出港前報告制度

Advance Filing Rules
海上輸送で発生する物流用語。
日本版24 時間ルールと言われているセキュリティー管理制度。
正式名称は、Advance Filing Rules on Maritime Container Cargo Information。AFRと略す。

船社及び利用運送会社(NVOCC)は、外国の船積港を出港する24 時間前までに、日本向けに積み込まれた海上コンテナの積荷情報の報告が義務付けられている。NACCSを使用して税関に報告する。

但し、日本で荷降ろししない通過貨物は対象外。

報告すべき情報:
・荷主情報:SHIPPER・CONSIGNEE・NOTIFY の名前、住所、電話番号
・品目情報:品名(具体的な名称)、HS コード(6桁)
・危険品情報:危険品の場合IMDG クラス、UN NO.

AFR  Advance Filing Rules

出港前報告制度
海上輸送で発生する物流用語。
AFRの正式名称は、Advance Filing Rules on Maritime Container Cargo Information。

日本版24 時間ルールと言われているセキュリティー管理制度。船社及び利用運送会社(NVOCC)は、外国の船積港を出港する24 時間前までに、日本向けに積み込まれた海上コンテナの積荷情報の報告を義務付けられている。NACCSを使用して税関に報告する。

但し、日本で荷降ろししない通過貨物は対象外。

報告すべき情報:
・荷主情報:SHIPPER・CONSIGNEE・NOTIFY の名前、住所、電話番号
・品目情報:品名(具体的な名称)、HS コード(6桁)
・危険品情報:危険品の場合IMDG クラス、UN NO.

こんさいにー・コンサイニー

CNEE/Consignee
BLまたはAWBに記載される物流用語。船荷証券(BL)または航空送り状(AWB)面に記載されている貨物到着地での貨物受取人のこと。ConsigneeをCNEEと略すことが多い。

ワンポイント:
通常、貨物受取人=輸入者Importerですが、三国間貿易や決済と物の流れが異なる取引などでは、貨物受取人=輸入者Importerでないケースもあります。

たとえば、輸入者はSingapore、貨物はIndonesiaへ直送といったケースや、輸入者は上海、貨物は上海経由杭州へ直送し、受取人は杭州市内といったケースなどです。

この場合、Invoice面に輸入者Importerのことを”Bill To”(請求先)、貨物受取人のことを”Ship To”(貨物送り先)と表示する場合と、Consigneeを別途明記する場合とがあります。

いーてぃーえす・イーティーエス ETS

Estimated Time of Shipment/Sailing
物流用語。出港予定日のこと。

貨物の出発・到着予定を確認するときに使われる貿易英語。
ETD(Estimated Time of Departure)と同じ意味。
(ETD 参照)、(ETA 参照)

えぬぶいおーしーしー・エヌブイオーシーシー NVOCC

Non Vessel Operating Common Carrier 
国際輸送を行う運送業者に関する物流用語。非船舶運行業者。

本船などの運送手段を持たずに、運送サービスを代行輸送する利用運送業者。

しーえいちしー・シーエイチシー CHC

Container Handling Charge
コンテナ・ハンドリング・チャージの略。コンテナヤードで発生する物流コスト用語。

コンテナヤード内で船会社がコンテナを取り扱う際に発生する費用のこと。船会社が荷主に対して請求する費用で、THC, ECHCと同じ意味。
(THC 参照)(ECHC 参照)

うんちんけいさんとん・ウンチンケイサントン 運賃計算トン

Revenue Ton RT
国際運賃の計算方法に関する物流用語。
輸送運賃は、実重量または容積重量、いずれか大きい方が運賃請求単位となります。運賃収益となるトン数=運賃計算対象となるトン数の意味で、W/Mとも略す。
(W/M 参照)

しーえふえすちゃーじ・シーエフエスチャージ CFSチャージ

CFS Charge
コンテナヤードで発生する物流コスト用語。

コンテナヤード内にある混載貨物専用倉庫(CFS)使用料のこと。
(CY 参照)
(CFS 参照)

ふれいとこれくと・フレイトコレクト 

Freight Collect
運賃に関する用語。運賃到着払いのこと。
貨物が輸入地に到着後、荷受人が運賃を支払う。FOBやEXWなど運送費が含まれていない貿易条件の時に使われる。

Arrival Notice(貨物到着案内)にFreight Collectと記載がある場合は、運賃を直ちに船会社・航空会社に支払う必要がある。フォワーダーが立替えて支払うことも多い。

のーてぃふぁい・ノーティファイ

Notify
BLまたはAWBに記載される物流用語。着荷通知先。
着荷通知先=貨物到着地における貨物の到着通知すべきあて先のこと。

はんぼうきわりましりょう・ハンボウキワリマシリョウ 繁忙期割増料

PSS=Peak Season Surcharge 
海上輸送で発生する物流コスト用語。海上運賃割増料の一種、PSSと略す。

じゅうりょうわりまし・ジュウリョウワリマシ 重量割増

Heavy Lift Charge
海上輸送で発生する物流コスト用語。割増運賃の一種で重量貨物割増料のこと。略称:HVL

貨物重量が一定基準以上の場合、貨物の積み付けや積み下ろしに特殊な手配や設備が必要となるため割増となる。

みにまむちゃーじ・ミニマムチャージ

Minimum Charge
国際運賃の計算方法に関する物流用語。各船会社・航空会社が設定している最低運賃のこと。M/Mと略す。

混載海上運賃見積り例:
「LCL RATE USD53.00/RT (WM) (MIN.USD83.00) (FAF/YAS all in)」
RTあたりUS$53.00、但しミニマムUS$83.00、FAD/YAS割増料込み
この場合、83÷53=1.566RTまでは、一律US$83.00の意味。
(Revenue Ton 参照)
(W/M 参照)

あずあれ・アズアレ

AS ARRANGED
FREIGHT AS ARRANGEDの省略形。
BLまたはAWBに記載される物流用語。手配どおりの運賃の意味。

ワンポイント:
BL(Bill of Lading=船荷証券)またはAWB(Air Waybill=航空貨物運送状)の運賃欄に「AS ARRANGED」と記載する。

実質の契約運賃を取引の相手方や第三者に開示したくない場合にこの表現を用いる。

あげちへんこうりょうきん・アゲチヘンコウリョウキン 揚げ地変更料金

Diversion Charge
海上輸送で発生する物流コスト用語。揚げ地変更料金のこと。

荷主の都合でB/Lに記載されている揚げ地と異なる港に変更する場合の付加料金のこと。
(Bill of Lading 参照)

ふりーたいむ・フリータイム

Free Time
本船陸揚げ後、コンテナヤード内で無料保管できる一定期間のこと。または空コンテナの返却猶予期間のこと。
コンテナの保管に関する物流用語。

フリータイムを過ぎるとDemurrage(超過保管料)が発生する。フリータイムの起算ルール、日数は船会社によって異なる。
(Demurrage 参照)