海の日は7月20日ですが、税関記念日は11月28日。1853年のペリー来航で、欧米各国との通商条約締結となり、初めての税関(横浜運上所)が開設され、明治に入り、全国の運上所を「税関」と呼ぶようになったのが由来です。|海の日の由来と税関記念日

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公開日:2011.06.23  / 最終更新日:2016.06.24

海の日、海の月間 

明治9年に明治天皇が東北へ巡幸された際の帰路、灯台視察船で横浜にご安着されたのが7月20日でした。 これに由来して、海運業界では、「海の記念日」が制定されていました。

日本は、海に囲まれた海洋国で、物資輸送、産業、生活な どの各分野にわたって、海に深くかかわってきており、このような海の重要性にかんがみ、国民の祝日「海の日」を設けようと国民運動となり、「海の恩恵に感謝し、海洋国日本の繁栄を願う日」として7月20日が国民の祝日「海の日」として、平成8年に制定されました。平成15年からは、7月の第三月曜日となり、三連休化され、今年は7月18日となります。
「海」に対する理解と認識を高めようと、国土交通省、関係省庁、地方公共団体や海事関係団体の協力で、国民の祝日「海の日」を含む、7月1日から31日までの1ヶ月間を海の月間として、「海フェスタおきなわ」をはじめ、全国各地で海に関する各種様々なイベントが行われています。

蛇足ですが、海の日=税関記念日と先輩から教えられ、すっかり信じ込んでいましたが、今回調べてみて、間違いに気がつきました。税関記念日は、11月28日だそうです。1853年のペリー来航で、欧米各国との通商条約締結となり、初めての税関(横浜運上所)が開設され、明治に入り、全国の運上所を「税関」と呼ぶようになったのが11月28日ということで税関記念日が定められております。

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